2007.12.25
今年の回顧は、ひと休みして、この連休は、今年最後の南紀へ行ってきました。須江が水温19.5度、串本も20.4度と去年と同じように暖かいです。串本では、久々登場のボロカサゴを探しに行きましたが、35分ほどの捜索の結果、惨敗!!(2本目にリベンジしましたが)傷心の帰りに表層で泳ぐイカさんを発見!今年の初夏に生まれた、アオリイカさんのまだまだ小さな子ですが、この時期は、増えてきたキビナゴの若魚の群れを狙って表層に漂うことが多いです。船やブイになんかによくついています。が、結構逃げ足が速いので、あんまりうまくよることができないことが多いのですが、今日は、結構よることが出来ました。青い水面(今日は荒れていたんで、やや水面の模様が複雑でした)に透き通るイカさん。なかなかよい雰囲気に撮れました。

コンタックNゾナー100ミリF2.8+1Dmk3で撮りました。普通こうしたアングルで撮るときは、真下気味に入り上を向いて撮るワケですが、カメラを覗きながら何分も息を止めることが出来ないので、息を吐くと自分のエアーで前が見にくくなることが多々ありますが、今年になって、ダブルホースを使っているんですが、このシステム、吸気抵抗は大きく(泳ぎ回るとちょっと苦しい)エントリーの時にホースを口の前に持ってくるのが結構大変とか、かなり弱点だらけなんですが、唯一無二の利点は、排気が頭の後ろから出て来ることです。こうした上を向いた姿勢でも無理に息を止めなくても排気に邪魔されることがないのでずっと使っているんですが、こんなシチュエーションに出会えるとダブルでよかったかも?と思います。(45度のイノンのファインダーも思い切り上を向かなくていいというの大きいと思いますが)しかし、なれるのにえらい苦労しましたが・・・?でも、ガンダム世代には「ザク」みたいでかっこいいかも。赤いフェルメットと赤いドライでも作って「赤い彗星」としゃれこむのもいいかも・・。