2007.6.14
串本の水温もふつうに上がってきたみたいですが、いよいよ初夏の産卵シーズンもまっさかりといったところでしょうか。水中映像祭で、生態を深く観察している映像をじっくりと見せてもらって、思ったのですが、よりディープなテーマを設定して、潜るのもおもしろいやろなぁと思ったりしました。

ところで、この写真は、ダテハゼさんのペアーですが、お互いにヒレを全開にしてこの状態で固まっていました。♂♀なのか、はたまた♂♂なのか、僕にはちょっと見分けがつきませんでしたが、動きが静かだったので、求愛の最後のシーンのような気がします。なんとなく手前が♀で向こうが♂のように思うのですが、ホントのところはどうなんでしょうか。エキジット直前に出会ったのですが5分ほど見ていましたが、ずーっとこの状態のままでした。

100ミリ+1Dsmk2で撮りました。ところで、映像祭で阿部さんが言っていたのですが求愛は、産卵から子育てに負担の少ない方が求愛するのだそうです。ですから人は、♂から求愛するのがふつうで、イカさんやタコさんは、♂から、イシモチのように、♂が口内保育する種は♀から求愛するのだそうです。ちょっと僕的には「87へぇ〜」くらいでした。