2007.5.11
海の中もだんだんと春になってきました。あちこちで、イトヒキベラは婚姻色を出し、アオリイカの産卵もボチボチ見られるようになってきました。そんな串本でセナキルリスズメダイの巣をシーマンズの坊ちゃんに教えてもらいました。それにしても巣の中が丸見えの観察するにはもってこいの穴です。巣の中にはタマゴがキラキラ輝いています。眼も見えますが・・・、ストロボがうまく当たりません。こういった時は、リングライトがいいのですが、あいにく今回は持って行きませんでしたので、ほんま、残念!で、ずーっと見ていて気づいたのですが、セナキさんは、いつもこの穴の中にいるわけではないのですね。普段は、この穴のそばで、ぼーっと泳いでいて、あたりの様子をうかがってからこの巣に入りタマゴに新鮮な水を送っています。その時、タマゴのキラキラと光る様子は、うっとりするくらい綺麗です。

K10D+100ミリで撮りました。この角度、45度のイノンのファインダーはなかなか大変でした。