2007.9.7
何故だかは、よくわかりませんが、一カ所でちょっと珍しい生き物が見つかると、あちこちで良く見つかったりします。このウミテングのお子様は、ニシキフライウオを撮りに吉衛門にいったときに見つかったものですが、帰ってくると、「サンビラにもいたぜ!」と聞きました。その後、備前でもいたらしいという噂も聞きました。だいたいウミテングは、串本では比較的珍しく、僕は、今まで、アンドの鼻の砂地でしか見たことが無かったのですが、これだけあちらこちらに一斉に見つかるのは、なんかあるのかも・・・?などと、わかりもしないけど、妙に考えちゃったりします。でも、この子、今まで見たウミテングの中では一番ちっさかった。普通彼らは、カメラを嫌って、くるくると回るのだけど、この子は全然動かなかったんで、最初、んん、生きてる・・?と思いましたが、そのうちよたよたと動き出したので、大丈夫だとわかりました。なかなかつぶらな瞳でかわいいです。

K10D+M.プラナー100ミリで撮りました。ウミテングだけでなく、同じように今年はニシキフライウオも多いみたいです。また、お盆に超めずらし系のヒゲハギを柏島で見ることができましたが、先日伊豆の安良里でも、出たらしいです。そんなことをぼんやり考えてみると、何らかの連動性はあるんでしょうね。